コラム
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大田区のエミーキッズクリニックは、舌下免疫療法によるアレルギー性鼻炎の治療に対応する小児科です。舌下免疫療法はアレルギー根治を目指す治療方法の一つです。痛みがなく、お子さんも無理せず治療に取り組めます。
子どもが成長するに従って、アレルギーの症状が現れるケースも少なくありません。アレルギーへの対処や治療は、親御さんにとって不安を抱える大きな要素です。子どものアレルギー治療は大人と比べて困難になりやすく、薬に対する不安を感じることもあります。
ところが近年、アレルギーの新しい治療方法として舌下免疫療法に注目が集まっています。こちらでは舌下免疫療法の概要をはじめ、小児科で舌下免疫療法を受けるメリットや注意点を解説します。
アレルギーの治療方法で、減感作療法の一種です。少量のアレルギー物質(アレルゲン)が配合された治療薬を舌の裏側に付着させて、アレルギー反応を段階的に抑えます。舌の裏側の静脈から薬効成分が入り、体内を循環する仕組みです。
従来の減感作療法は、注射によってアレルゲンを体内に注入する治療が行われていました。舌下免疫療法は注射ではなく錠剤を用いることで、治療にかかる負担の軽減やデメリットなどを解消したのです。アレルギーのうち、主にダニ・スギアレルギーに有効です。
舌下免疫療法は負担が少ない治療方法であり、比較的早い年齢から始められます。一般的に小学生以上から治療可能です。注射ではなく錠剤を舌下で溶かしながら薬効成分を浸透させるため、注射が苦手なお子さんも受け入れやすい点がメリットです。また、従来の減感作療法で懸念されていた副作用をコントロールします。
治療中も予防接種を打つことができますが、気になることがあれば医師に相談することをおすすめします。
舌下免疫療法は長いスパンでの治療が必要です。一般的に週2~3回の服薬を3~5年以上継続します。初回の診察時のみ通院が必要ですが、それ以降は自宅での服薬指導に切り替わります。ただし、半年程度続けてもアレルギー反応が抑制されない場合、相談のうえで他の治療方法を検討する場合もあります。
舌下免疫療法で見られる副作用には、頭痛、吐き気、めまい、アナフィラキシーショックなどがあります。特に重度のアナフィラキシーショックは命にかかわります。非常に深刻な副作用のため、医療機関では徹底した対策を講じています。
また、アレルギーの既往歴があるとリスクが高まることから、治療開始前に必ず既往歴や基礎疾患、服薬の有無などを検査します。
さらに気管支喘息や悪性腫瘍、免疫疾患を持っている場合、舌下免疫療法が行えません。医師と相談のうえ、他の治療方法を検討する必要があります。
舌下免疫療法を子どもに受けさせる場合、身体的・精神的な負担への配慮が大切です。小さなお子さんはアレルギー自体の理解が薄いことが多いため、まずはアレルギーの意味や治療するメリットなどをわかりやすく説明し、治療の不安を解消してあげましょう。小児科に相談することで、より受診しやすい雰囲気づくりをサポートできます。
舌下免疫療法は減感作療法の一種で、舌下から薬剤を浸透させることによりアレルギー反応を抑える免疫療法です。皮下注射と比べて痛みがなく、子どもでも負担なく治療を続けられるメリットがあります。
基本的にアレルギー疾患は3~5年の長期的な治療が必要です。子ども自身が治療の意味を理解し、無理なく取り組める環境を整えてあげることが大切です。
エミーキッズクリニックでは、舌下免疫療法によるアレルギー性鼻炎の治療に対応しています。お子さんの年齢や理解力に応じた説明を心がけており、疑問点や不明点も丁寧に解説します。
発熱、咳、嘔吐などの急な体調不良、夜尿症、気管支喘息、熱性けいれん、健診、予防接種などのご相談も受け付けています。小児科の受診をご検討の際は、大田区のエミーキッズクリニックをぜひご利用ください。
医院名 | エミーキッズクリニック |
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住所 | 〒146-0093 東京都大田区矢口1丁目13−1 シェゼール8 1階 |
TEL | 03-6715-5188 |
URL | https://emmykids.com/ |
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休診日 | 水、日、祝日 |