【大田区婦人科】もしかして月経の異常？月経不順と不正出血について

大田区周辺で婦人科を受診！月経不順・不正出血はどのような月経のトラブル？

大田区で婦人科の診療に対応するエミーキッズクリニックが、月経不順や不正出血について解説します。月経不順や不正出血などの月経にまつわるトラブルは、重大な疾患が隠れている場合もあるため、早めの検査や治療が大切です。

月経とは、厚くなった子宮内膜が剥がれ落ちて排出される際の出血です。平均で12歳頃から月経が始まります。女性の子宮内膜は受精卵が着床しやすいよう厚くなりますが、受精しなかった場合、厚い子宮内膜は不要になり体外に排出されます。

月経は自身の健康状態を知るバロメーターです。こちらでは正常な月経と月経不順、不正出血について解説します。

月経周期は、月経が開始した日から次の月経開始日までの期間のことで、一般的に25～38日間が正常な周期です。月経量に関しては20～40mlが正常の範囲とされています。出血期間は個人差や健康状態によるものの、3～7日間が平均日数となります。

予定日の前後2～6日程度のズレなら正常の範囲内です。しかし、正常な周期から大きく外れている場合は月経の異常が疑われますので、婦人科の受診を検討してください。

規則正しく月経が来ない、月経周期が不安定などの場合、月経不順のおそれがあります。月経不順の主な原因は女性ホルモンのバランスが乱れることです。

女性ホルモンが乱れる原因はいくつかあり、代表的な要因としてはストレスや過度なダイエット、太りすぎ、不規則な生活習慣などが挙げられます。女性の排卵機能は非常に繊細で、ちょっとしたことでもホルモンバランスが乱れやすく、排卵が起きなくなることがあります。

また、まれに甲状腺ホルモンや下垂体ホルモンの異常が原因で月経不順が生じるケースも少なくありません。月経不順が長く続くと体調不良などのリスクが高まるため、婦人科の受診がおすすめです。

不正出血は月経や排卵期以外に起こる出血です。鮮血が出る、おりものに血が混ざっている、茶色っぽい血が出るなどの場合、不正出血が疑われます。不正出血は原因に応じて種類があります。

卵巣や子宮、膣などに何らかの疾患が潜んでおり、出血を起こしている場合の不正出血です。考えられる疾患は多く、子宮筋腫や子宮内膜症、子宮膣部びらん、子宮頸管ポリープ、子宮頸がん、子宮体がんなどが挙げられます。

特に子宮頸がんや子宮体がんは命に関わるため、早期発見が重要です。月経時以外で不正出血が起こった場合は、速やかに診察を受けましょう。

病的な原因ではなく、ホルモンバランスが乱れることで起こる不正出血です。疲労やストレスが溜まっている、生活習慣が不規則、風邪による体調不良などの影響により、ホルモンの分泌が乱れてしまうのです。卵巣の機能がうまく働かず、ホルモン量が不安定になりやすい思春期や更年期に多く見られます。

排卵期に出血しているケースも少なくありません。これは排卵期出血といい、排卵に伴って生じる出血です。月経と月経の間で起こることから、中間期出血とも呼ばれます。上記の不正出血と異なる点は、排卵期出血自体は病気ではないことです。

排卵期、エストロゲンの分泌が一時的に低下します。その際、子宮内膜の一部が剥がれ落ちることで出血が起こります。出血が少量で、2～3日ほどで終わる場合は特に治療の必要はありません。

ただし、子宮筋腫や子宮内膜症、無排卵出血、膣の炎症などが隠れているケースもあります。排卵期出血が頻繁に発生する、出血量が多く期間も長いといった場合、一度婦人科を受診しましょう。

月経は女性が自分自身の健康状態を知るための大切な情報です。毎月の月経を記録したり、いつもと違う点があれば婦人科を受診したりと、適切に対処する必要があります。ご自身の月経周期や特徴を知ることで、体を労わる過ごし方や気持ちのゆらぎに備えられるでしょう。

月経の異常は自己判断が難しく、放置すると深刻な病気や不妊などにつながるリスクもあります。早めに対処し、健康な体づくりに取り組みましょう。

エミーキッズクリニックでは、月経にまつわる様々なお悩みに対応しています。女性医師が担当するため、女性特有のお悩みや不安も安心してご相談いただけます。

精密検査が必要な場合は近隣の医療機関とのスピーディーな連携が可能です。一人ひとりに寄り添い、個々のライフスタイルなどに合わせた治療方法をご提案します。大田区周辺で婦人科をお探しの際は、エミーキッズクリニックまでお問い合わせください。